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新 風の大陸 書き下ろしです!
竹河聖さんの新刊は、風の大陸の新シリーズです。 最初新刊案内でタイトル見てびっくりしました。まさか続編がでるとは思っていなかったので。 傭兵として色々な大地を巡ってきたローエとその相棒カヴィンタ。ある日、山道をさ迷い歩いていた2人は、突然兵士達に捕まってしまった。そこは王のいない、神々が治めている小さな世界だった。山の中で迷ったことも、捕まり神殿に連れられることも、全ては神々に仕える大巫女のお導きによるものだったのだ。そして大巫女から“罪の子”として生まれたルティを国から連れ出して自由にしてあげて欲しいと頼まれ、3人の旅が始まった―。 前シリーズから数百年後らしいです。キャラも一新。 またまた3人組ですね(笑)。そしてまたまたイラストはいのまたむつみさん(喜)。 風の大陸シリーズを読んだ人はわかっていると思いますが国王、傭兵、少年少女、精霊と王道のファンタジーです。 前のシリーズが気になる方、長すぎて挫折しちゃった人は愛蔵版(全5巻)をどうぞ。 未読の方、ジャケ買いでも損はさせませんよ★
日時 2010年11月30日 20:09 |
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SUPER LOVERS2巻 特典あります♪
あべ美幸さんのコミックス「SUPER LOVER」の2巻が発売になりました! 当店ではお買い上げのお客様に特製ペーパーカバーをプレゼント!数に限りがございますので、お早めにお求めくださいね☆
日時 2010年11月29日 13:55 |
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祝もののき事務所
茅田砂胡さんの新刊です! デルフィニア戦記やスカーレットウィザードといったファンタジー(SF?)どちらにしても異世界ものがメインだったのでちょっとびっくりしましたが、帯には「なんちゃってミステリー」の文字が。 やる気なし、根性なし、能力なし。無能と自堕落を絵に描いたようなもものき事務所所長・百之喜太朗が、凶器あり、指紋あり、目撃者あり、動機もありで現場不在証明なしの被告人の無罪証明を頼まれて…。 ううん、内容紹介だけ見ると本当にミステリィっぽいですね。 ミステリィも茅田さんも大好きなのですが、個人的には何やらとりあわせに戸惑いを感じないでもない・・・ 一度延期になったこの作品、発売前から問い合わせもあり、本日もさっそくみなさまにお買い上げいただいています。 茅田作品デビューの方にも手に取りやすいのではないでしょうか。ミステリファンからの感想も気になるところです(#^.^#) あ、次回作はデルフィニアの番外編だそうですよ!楽しみ〜♪
日時 2010年11月27日 20:46 |
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伏
週刊文春で連載していた桜庭一樹さん「伏 贋作・里見八犬伝」が発売になりました! 日本の長編小説「里見八犬伝」を下敷きに展開する伝奇物語。江戸を跋扈する「伏」を狩るため、“伏狩り”を始める猟師の少女・浜路を中心に物語が描かれます。 装丁は何やらものすごく鮮やかな群青色の真ん中に髑髏ワンコが。周りの昆虫たちが怖いです・・・でも題字の箔押しがきらきら輝いていてとっても豪華な印象。 あ。でも中にもイラストが入っていたり、読んでみるとなじみやすい桜庭さんの文章ですらすら頭に入ってきます。 思えば桜庭さんで時代ものって初じゃないですか?何か、重すぎずしつこすぎず、いい雰囲気でていますよ。 アニメ映画化進行中らしいのでこちらも楽しみです(^^♪
日時 2010年11月26日 20:52 |
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ガラシャ
宮木あや子さんの新刊。 嫁いだ後に初めての恋を知った玉子はガラシャと名を改め、異国の神に祈り続ける。彼女に献身的な愛を捧げる侍女・糸もまた、報われぬ愛に身をこがし…。叶わぬ想いに悶える男女七人七様の恋が彩る、戦国純愛絵巻。 今までも遊女や平安王朝の貴族たち、戦前戦後の窮乏期の女性たちと様々な「女」を描いてきた宮木さんの筆が冴えわたっています。 ご存じの通り、ガラシャ(玉)は明智光秀の娘で弾圧されていた時代のキリシタン。その死に様は有名です。時代や身分のせいでどうにもならない切なさが全開で、個人的にはR‐18文学賞大賞を受賞した「花宵道中」以来のお気に入りです。 時代小説はあまり読まないという女子にも読んで欲しい一冊です。
日時 2010年11月22日 20:50 |
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風の中の櫻香
内田康夫先生の新刊が発売。 5歳まで施設で育ち、奈良の尼寺・尊宮寺に養女に迎えられた美少女・櫻香。中学生になった彼女の周りで、次々に不審な出来事が起こり…。遷都1300年の奈良を舞台に、人間の愛と業を描いた感動のミステリー。 なんとお寺のモデルになったのはあの奈良の中宮寺らしいですよ。 今作は作家デビュー30周年記念の書き下ろし最新作で、しかも浅見光彦記念すべき110番目の事件です。 あまりにたくさん出ているので読んだ作品かどうかわからなくなったときには、公式HPに事件の概要と年代別一覧があるので便利ですよ★浅見シリーズは定期的に安定供給されるのでファンとしてはとてもありがたいですよね。 軽井沢にあるクラブハウスも、浅見光彦の通信簿や、陽一郎さんのデスク(座れます♪)、浅見家のメンバーゆかりの品々がたくさんあってファンにはすごく楽しめる場所です。
日時 2010年11月21日 17:58 |
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小野不由美 ゴーストハント1復刊!
小野不由美さんの「ゴーストハント」が大幅な加筆を施した完全版として単行本で発売になりました! ナルこと渋谷一也率いる「渋谷サイキックリサーチ(SPR)」の活躍を描いたホラー小説シリーズです。簡単に言っちゃうと霊的事件を解決していくっていうオカルトものなんですけど、怖いだけじゃなくてちゃんとイケメン達も(笑)恋愛っぽい話題もあるのでご心配なく。 もともとは、少女向けレーベルから発売されていたので当時はベタベタなティーンズ向けの文章が、見事に大人も子供も楽しめるように変わっています。 さすがの私も世代的に原作は古本で歯抜けでゲットした程度なので、きちんと読めるのが嬉しいです。長いこと品切状態が続いていたので感激(;_:) 昔からのファンの人も是非読みなおしてみて下さいね。 勿論、未読の方も是非是非。 小中学生から楽しめると思いますよ(^^)
日時 2010年11月19日 19:24 |
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進撃の巨人
久しぶりにドキドキするマンガを読みました! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。 もちろん人間たちも防衛組織を作り弱点研究をし戦っているのですが、いかんせん大きさが違いすぎますから、ぱりぱり食べられちゃいます(比喩じゃなくてね)。 あ、でも絵が少年マンガ系なのでそんなに気持ち悪さはなく、むしろ明かされていない巨人の設定とか、今後の展開がどんどん気になります。弱肉強食の意味とか人間が動物を食べるのと一緒だよなあ、とか色々考えさせられちゃうすごいマンガです。 巨人に追いかけられるっていうのは、ゾンビ好きには新鮮な感じでした。
日時 2010年11月15日 20:31 |
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郷愁という名の密室
牧薩次さん(実は辻真先さんの別名です)の新刊です! ヘルパーをしている矢住鼎は、誤って介護先の老女を死なせ自殺を図る。ところが目覚めたのは無量温泉の旅館の一室。そこで後輩・雫に再開後、まず、宿泊客の男女が刃物で殺害され、次いで隣の旅館の女将が密室状態の客室で刺殺される。犯人は内部の人間か。鼎と雫(ホームズとワトソン)の前に殺人者の影が迫る。そして深夜0:54、あらゆる知覚が暗転して――。 多くの謎を孕んだまま、物語は〈郷愁〉の名のもとに収斂していく。 09年度『完全恋愛』で〈本格ミステリ大賞〉受賞後、待望の第一作! 帯を慶応とか東大のミス研の方々が書いていて、ちょっとびっくり。最近、いい密室ものに出会っていなかったので楽しみです!
日時 2010年11月14日 16:34 |
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ツナグ
辻村深月さんの新刊です! やっと追加が入ってきました〜(^^) たった一人と、一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい。死者との再会を仲介する使者・歩美を訪れた4人が秘める悲しいヒミツ。大切な人を失った後悔を抱えながら、どう生きればいいのか。誰もが直面する苦悩に真っ正面から挑んだ、著者渾身の連作長篇ミステリ! ここしばらく青春小説が続いていたし、久しぶりに初期の作品の雰囲気があると評判だったので、読むのがすごく楽しみです。 2009年には直木賞の候補にもなっているので、これから要チェックの作家さんですよ★
日時 2010年11月08日 17:20 |
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小路幸也さん新刊発売です。
小路幸也さんの「ラプソディ・イン・ラブ」が発売です。 バラバラになった家族が「家族」を演じることで、家族に戻れるのか。集った演者は皆家族という特異な設定のもと、撮影がはじまる。 東京バンドワゴンのシリーズが大人気ですが、今回はちょっと切なく、でも温かさが胸にじんと伝わってくる家族小説です。 家族だからこその微妙な距離感や遠慮、確執がさらりと描かれていて、読み終えて相変わらずいい小説書くなぁ、としみじみ思いました。 昔から、小路作品のタイトルのリズム(語呂?)が好きで、タイトルに惹かれて手を伸ばすと行きあたる確率が高いです。そういうのってないですか?(#^.^#)
日時 2010年11月04日 20:34 |
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ヤマケイ文庫創刊です!
あの、山と渓谷社が創業80周年記念出版として『ヤマケイ文庫』を創刊しました! ラインナップは、『新編 単独行』加藤文太郎、『新編 風雪のビヴァーク』松濤 明、『ミニヤコンカ奇跡の生還』 松田宏也、『垂直の記憶 岩と雪の7章』山野井泰史、『残された山靴』佐瀬 稔、『梅里雪山 十七人の友を探して』小林尚礼と山岳小説の名著ばかりです。さすがヤマケイという感じです。いい作品いっぱい持ってますね。 私の場合家族が山好きだったので、このあたりは旧版でひととおり読んだことがありますが、どれもえもいわれぬ山の雰囲気だったり緊張感だったりを感じられる素晴らしい作品です。 単独行やビヴァークあたりは、昔昔の二見書房版が我が家にあり、とても懐かしいです。山対個人、といういつの時代も変わらず古くならないところが山岳小説はすごいですよね。 懐かしい方も初めての方も是非手に取ってみてください。 表紙も素敵な山の写真ですよ★
日時 2010年11月03日 18:50 |
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喜嶋先生の静かな世界
森博嗣さんの久々の新刊が発売。 大学に入学した僕は授業に失望していたが、4年生になって助手の喜嶋先生と出会ったことで、学ぶということの真の意味を見出していく…。 学問の深遠さ、研究の純粋さ、大学の意義を語る自伝的小説ということで、ファンにはとても嬉しい一冊です。 あの素っ気ない独特の語り口、やっぱり良いなぁ。 トーマの心臓も手に取りやすいノベルス版になりましたので、未読の方はぜひ。 ブログの更新を今か今かと楽しみにしていた学生時代が懐かしいです。今も欠伸軽便鉄道はチェックしているんですけど(*^^)v
日時 2010年11月01日 20:27 |
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