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クーポン券のお知らせ☆
ご案内が遅くなって申し訳ないのですが、昨日からヨーカドー船橋店専門店限定のクーポン券がご利用いただけます。 新聞の折り込みチラシにスペシャルクーポン券がついています! なんと通常では値引きできない書籍が割引き価格で購入できます。まとめ買いのチャンスですよ! ええと、詳細を書きこむと、500円(税込)以上のお買い上げで150円引き、1000円以上のお買い上げで300円引き、2000円以上のお買い上げで600円引き、5000円以上のお買い上げで1500円引き、10000円以上のお買い上げで3000円引きになるんです! この機会にコミックやシリーズものの大人買いはいかがですか?
日時 2010年09月30日 14:23 |
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サニーサイドスーサイド
北國浩二さんの新刊「サニーサイド・スーサイド」が発売。 既刊の「夏の魔法」がすっごく良かったので一緒に積もうと思ったのですが、残念ながらこちらはすでに出版社に在庫がない模様(泣)。図書館で探してみてください。。。 早老症にかかった少女が人生最後の夏を過ごすために訪れた南の島で初恋の青年に再開するも、病気のせいで気づかれることがなく・・・という切なくて悲しいお話です。一途な思いと残酷な現実が美しい風景となってぐっと引きつけて離さない一冊。 さて、新刊のほうはというと「大きすぎる期待、居場所のない部活、親友への過依存。どこからでもひび割れ、壊れそうな心、身体。救いはどこにあるのか…。「真相」が読み手の心を貫く青春ミステリー」とのこと。 どんな学生生活を描いているのか、楽しみにじっくり読みたいと思います。
日時 2010年09月28日 19:02 |
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秋の牢獄
恒川さんの秋の牢獄がついに文庫になりましたね〜! 「夜市」も「雷の季節の終りに」も幻想的でノスタルジックな独特の世界観が印象的でしたが、今回も美しく風変りな三篇の短編が収められています。 文章はとても文学的で端正なのですが、この世界と異世界との境界線上をさまようようなお話が多く、狭いようでいて連鎖している果てしない世界観に魅せられてしまいます。 文芸書の新刊「竜が最後に帰る場所」も発売になりました! 気になった方は是非(#^.^#)
日時 2010年09月27日 17:59 |
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文芸書新刊多数!(嬉)
今日は、注目の文芸書が多数発売していますよ! 超笑顔で品出ししていたらお客様に笑われました(#^.^#) まず、伊坂さんの「マリアビートル」は、グラスホッパーに続く殺し屋たちの狂想曲とのこと。今回の舞台は東北新幹線だ!って帯に書いてあるのがなんか面白い(笑)。 グラスホッパーとか死神とか思い出して、早く読みたくてうずうずしますね! 湊かなえさんの「往復書簡」は、書簡のみで綴られた連作ミステリです。高校卒業以来10年ぶりに同級生が集まった結婚式。1人だけ欠けた千秋は行方不明。そこには5年前の「事故」が影を落としていた・・・。 ううん、相変わらず引き込まれる文章です。告白のとき同様結末が気になって一気読みのパターンですね。 桐野夏生「優しいおとな」は、ホームレスの少年・イオンは家族をもたず、全てのおとなを敵視する。愛することを知らない孤独な魂はどこへ行くのか… 救いがある話だといいなあ、とか思いますね。桐野さんだし。 ちなみにイラストはスカイエマさんですよ! ビッグノイズ(越谷オサムさんの。面白いです!)とか夜を守る(石田衣良さんのね)のジャケット描いてる方です。
日時 2010年09月24日 17:56 |
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神歌
山下卓さんの新刊はなんともスケールの大きな冒険小説。 これが読んでびっくり(ゴメンナサイ)とっても面白かったんです!ぱらぱら捲りながら何だか読みやすいなあ、と読み進めるうちにやめられなくなり気づけば夜中に。翌日帰宅するなりご飯より先に続きを読みだす・・・というパターンをひさしぶりにやりました(笑)。 戦争のプロ(傭兵)の野際は日本に帰る飛行機の中でコロンビア内戦で負傷した子供のダンスチームのリサと出会う。難民の救済活動をしていたが、ドラッグ中毒死してしまった元同級生。謎の“Nファイル”。裏社会を牛耳る古神道系宗教法人や伝説の傭兵・ミノワとの再会。そしてリサの正体。すべてが絡み合い起こった悲劇。野際は実体無き悪が蔓延する世界に復讐を始める。 と、こんな感じで展開は早いのですが、野際や男たちのセリフがいちいちカッコいいのであまりつめこみすぎ感はなく読めます。 というか、野際が格好いいことを言いながらもミスをしたり、自分の未熟さや小ささを思い知って忸怩たる思いに駆られたりするところが良いなあ。最後の方の、すべての伏線が集約していく感じがすごくどきどきしました。 読み応えのある一冊です(^^)
日時 2010年09月20日 18:34 |
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月と蟹
道尾さんの新刊が出ましたね! 作品案内によると「やり場のない心を抱えた子どもたちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人に、そして少年たち自身に不穏なハサミを振り上げる。子どもたちの切実な心が胸に迫る傑作。 」とのこと。 今回も解説読んだだけで面白そうでドキドキしますね! 一気読みしたいから休みの前日の夜に読み始めることにします。また驚愕のラストだったらどうしよう(笑)。 道尾作品未読の方は文庫になっている「向日葵の咲かない夏」か真備シリーズの「背の眼」からどうぞ。どれから読んでも面白いんですけどね。 推理作家協会賞とか、本格ミステリ大賞、大藪賞、周五郎賞など数々の賞を受賞している今大注目の作家さんなんです! 読んで損はないですよ(^^♪
日時 2010年09月16日 21:22 |
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背表紙は歌う
大崎梢さんの新刊は出版社営業の新人・井辻智紀が奮闘するハートフル・ミステリ第2弾です! ご存じ成風堂書店シリーズは書店を舞台に女性書店員たちのなるほどという謎解きとやさしい読み心地が楽しめますが、こちらも前向きな営業マンが作家さんや他社営業を含め本にまつわる日常の謎に出会っていく物語。 一冊一冊の本それぞれに書いた人、編集した人、営業した人、売る人他にもたくさんの人が関わっているのが実感できて、本好きにはたまらない小説です(*^_^*) あ、一件ご報告。先日紹介したラノベ大賞「ランジーン×コード」ですがすごく面白かったです。ちょっと複雑な設定も支障なくすんなり読めたし、ヘタレ少年が頑張っている姿は応援したくなっちゃうくらい楽しめました!
日時 2010年09月13日 16:07 |
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このラノ大賞受賞作☆
このライトノベルがすごい!大賞を受賞した5作品がそれぞれ発売されましたね! しかもすべて480円という値段が手に取りやすくてイイですね。 創刊だけあってラブコメ、複雑設定系、近未来系と多彩なラインナップ。 ええと、大賞を受賞したランジーン×コードがやっぱり面白そう。コトモノ――遺言詞によって脳が変質し、通常の人間とは異なる形で世界を認識するようになった者たちのお話。独特な設定についていけるかわからないけれど読もうかと。 ヤスダスズヒトさんイラストの「ファンダ・メンダ・マウス」は栗山千明賞受賞らしいデス。選評によるとやたらクセが強いとか。 金賞「僕たちは監視されている」はIPI配信者(コンテンツ)の小日向祭の友情と秘密の近未来青春ドラマ。現代社会への寓意が込められた、って書いてあるところがちょっと興味そそるかも。 優秀賞「暴走少女と妄想少年」は、まあタイトル通りのラブコメです。高校生同士だしある意味健全なのかしら。楽しそうだな。 特別賞「伝説兄妹」は伝説的スケールで贈る、笑いと涙と感動の神話。ううん、とりあえず妹に萌萌って感じじゃなくて女子でも楽しめそうですよ。 5点すべて見本出してありますので、ぱらぱらめくって好みの作品を読んでみてくださいね〜 このライトノベルがすごい!2010も一緒に売っていますのでこちらもよろしく。
日時 2010年09月11日 19:51 |
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講談社ノベルス発売です♪
おまちかね、今月も講談社ノベルスの新刊が出ましたよ。 高里椎奈さん「天球儀白話」はフェンネル大陸の外伝。前巻で完結しちゃったのでまた読めて嬉しいです。シリーズ長編も面白いのですが、ドルチェ・ヴィスタとか椎奈さんの短編て爽やかさ全開ですごく好きなんです。 辻村深月さん「ロードムービー」。今回も楽しみに読みたいとおみます。未読の方はデビュー作から是非! 「魔界探偵 冥王星O」今回は舞城さんが書かれています!電撃文庫とコラボしたこのシリーズもついに第一部完。秋田禎信さん、入間人間さん、乙一さん、新城カズマさんとかすごく豪華な執筆陣でしたよね☆ノベルス1巻目の少女の形の楽器とか、なんとも言えない妖艶さがあって良かったなぁ。 あと、心待ちにしていたのが倉阪鬼一郎さん「新世界崩壊」と 小島正樹さん「四月の橋」です。 特に倉阪さんの担当者コメントにあったこの言葉↓ 『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』(講談社ノベルス)で第三回世界バカミス☆アワードを受賞した倉阪氏が、本文二段組の体裁を利用し、数々の大仕掛けを! 文庫化絶対不可能のこの作品をぜひノベルスでご堪能ください。 いろんな意味で読むのが楽しみです(笑)。
日時 2010年09月07日 21:19 |
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薄紅雪華紋様 鏡の偽乙女
朱川湊人さんの新刊が発売! 大正3年、画家を志して裕福な家を出た槙島風波。穂村江雪華と名乗る美貌の天才画家と出会い、不思議な出来事に遭遇するようになる。というストーリーらしいです。 しかも表紙は高畠華宵ととてつもなく雰囲気のある装丁。 明治・大正・戦前の昭和あたりのミステリって、すごく好きなんです!独特の和洋折衷の感じとか、円タクとか聞くとぐっときますよね♪ 「耽美的輝きに満ちた白金の季節の記憶」ってところが女子的には気になるところ(笑)。朱川さんのホラー&ミステリはどれも秀逸ですよ!読みやすくておそろしい。素敵です!(^^)!
日時 2010年09月06日 17:48 |
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舞灯籠 京都上七軒幕末手控え
幕末を舞台にした歴史小説の傑作がまたまた誕生ですよ。 蜂谷涼さんの「舞灯籠」は佐幕派、攘夷派双方から贔屓にされた京の上七軒で惚れてはいけない男たちに身を尽くす舞妓や芸妓たちの話です。 彼女たちの京ことばや大久保、木戸、相楽、新選組といった面々から時代の雰囲気が伝わってきます。帯にあるとおり「敗れざる敗者に女は惹かれる」様が連作短編で描かれています。 斬りあいや謀略をめぐらせるシーンはあまりないのですが、その分時代の波に翻弄される男と女の姿を見た気がします。 号泣するんじゃなくて、ちょっとほろりとくる感じ。 幕末大好きっ子なので、飛びついてみたら当たりでした!久しぶりに他の幕末小説も読みなおしてみようと思います。(^◇^)
日時 2010年09月02日 20:02 |
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百瀬、こっちを向いて
ついに文庫になりましたね(*^^)v 滅多に恋愛モノに手を出さない私がイチオシの(かえって説得力↓かな?)、爽快感溢れる恋愛小説です。 白乙一とか、中村航さん、加納朋子さんとか好きな人は多分好きだと思います。 4つの短編が入っているのですが、表題作は命の恩人から偽装カップルを頼まれた少年が次第に相手の百瀬という少女に惹かれていく話。「なみうちぎわ」は事故で5年間眠り続けていた少女と事故の原因となった少年の話。「キャベツ畑に彼の声」は覆面作家の教師とファンの教え子の話。「小梅が通る」はブスメイクをしている美少女の話。 それぞれがちょっと切なくて繊細で、でもユーモラスなところもあってすごく優しい小説集です。 単行本のときも注目されてましたが、やっと文庫になったのでもっとたくさんの人に手に取ってもらうチャンスだと思って嬉しくなっちゃいました。 店頭で見かけた際には是非(#^.^#)
日時 2010年09月01日 20:06 |
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