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舞灯籠 京都上七軒幕末手控え
幕末を舞台にした歴史小説の傑作がまたまた誕生ですよ。 蜂谷涼さんの「舞灯籠」は佐幕派、攘夷派双方から贔屓にされた京の上七軒で惚れてはいけない男たちに身を尽くす舞妓や芸妓たちの話です。 彼女たちの京ことばや大久保、木戸、相楽、新選組といった面々から時代の雰囲気が伝わってきます。帯にあるとおり「敗れざる敗者に女は惹かれる」様が連作短編で描かれています。 斬りあいや謀略をめぐらせるシーンはあまりないのですが、その分時代の波に翻弄される男と女の姿を見た気がします。 号泣するんじゃなくて、ちょっとほろりとくる感じ。 幕末大好きっ子なので、飛びついてみたら当たりでした!久しぶりに他の幕末小説も読みなおしてみようと思います。(^◇^)
日時 2010年09月02日 20:02 |
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百瀬、こっちを向いて
ついに文庫になりましたね(*^^)v 滅多に恋愛モノに手を出さない私がイチオシの(かえって説得力↓かな?)、爽快感溢れる恋愛小説です。 白乙一とか、中村航さん、加納朋子さんとか好きな人は多分好きだと思います。 4つの短編が入っているのですが、表題作は命の恩人から偽装カップルを頼まれた少年が次第に相手の百瀬という少女に惹かれていく話。「なみうちぎわ」は事故で5年間眠り続けていた少女と事故の原因となった少年の話。「キャベツ畑に彼の声」は覆面作家の教師とファンの教え子の話。「小梅が通る」はブスメイクをしている美少女の話。 それぞれがちょっと切なくて繊細で、でもユーモラスなところもあってすごく優しい小説集です。 単行本のときも注目されてましたが、やっと文庫になったのでもっとたくさんの人に手に取ってもらうチャンスだと思って嬉しくなっちゃいました。 店頭で見かけた際には是非(#^.^#)
日時 2010年09月01日 20:06 |
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逆想コンチェルト
徳間から出ているイラスト先行競作小説アンソロジーのシリーズなんですが、この度めでたく第2弾が発売。 フジワラヨウコウさんときいてピンとくる方は、よほどの幻想小説ファンかと思います。 ちなみに私には藤木稟さんのシリーズとか、我孫子さんのゴーストハンターとか、自分が読む先々に藤原さんの挿絵が現れまくる時期がありました(笑)。 氏のイラスト2点を渡された3人の小説家がそのイラストが扉絵・挿絵になるような短編集を執筆。氏はそれぞれにあらためて3点目のイラストを描き下ろす。 というSFJapanと問題小説の2誌にまたがって3年間連載していた企画が単行本化したものです。 小説家が実に豪華なメンバーで、作家名を見ただけで喜びに打ち震えましたよ♪ しかも愛読者企画で、この企画の新作小説まで公募しています。 最後のページにお題となるイラストが載っていますので、興味のある方はチャンレジしてみては?
日時 2010年08月31日 17:29 |
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からくりがたり
西澤保彦さんの新刊は帯によると「謎が連鎖し、推理が交錯する幻術(マジカル(ミステリ」。タイトル読んでついカクレカラクリ思い出しちゃいましたよ。う〜ん、今夜は久々に西澤テイストを楽しむことにします(*^_^*) 舞城さんの「イキルキス」も発売。これ、表紙がすごいですよ。ハートとかドットとか切り抜いたカバーなので可愛いけど傷みがちょっと心配。相変わらずのぶっ飛んだ内容を期待。 千早茜さんの「おとぎのかけら」も楽しみな一冊。小説すばる新人賞と泉鏡花賞をとっている新人さんです。 「この賞とった作品なら絶対読む」っていう賞がみなさんあると思いますが、私の場合すばるもその一つです。 新釈西洋童話集、って書いてあるし、帯もしをんちゃんなので幻想小説とか好きな人は楽しめると思いますよ☆ 代表的西洋童話を現代日本に置き換えた短篇集とのことです。 ちなみにこっちもジャケ買いしそうなくらい素敵な表紙になっていますよ♪
日時 2010年08月27日 21:26 |
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トロイメライ
池上永一さんの新刊はまたまた琉球が舞台。 幕末時代の琉球、新米岡っ引きに任命された武太は正義に燃えるが世の中うまくいかないことばかり。事件や町の人の人情に触れながら成長していく捕物帳です。 相変わらず池上さんにしか書けない世界観で、しかも捕物帳ということでわくわくしますね! 前作テンペストももうすぐ文庫になりますし、舞台化も決定しています。両方必見ですよ(^◇^)
日時 2010年08月24日 21:29 |
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